イカを焼いて食う

思い出したこと、思い馳せたこと

私の子供は小学生です

気付けば随分時間がすぎていました。

二学期のあれこれが全く想定外すぎて、体感1週間くらいの感じがします。

息子は二人います。

1年生と4年生。

4年生が学校で問題を起こし、現在不登校に片足突っ込んでる状態です。

 

吐き出す場所がないのでここに。

 

私は彼とは違う人間だ。

彼の苦しみも、怒りも、彼のものである。

しかし彼は元々私の内臓の一部だったので、どれだけ切り離して考えようとも彼が受けた仕打ちや苦しみが自分のことのように感じられてしまう。

四肢を失うと、失ったはずの場所が痛む幻視痛があると聞くけれど、そんなかんじなのかしら。

快活だった彼が心を病み、自信をなくして閉じこもる様子を見るのが辛い。

こうなる前に、何故もっと早く気付いてやれなかったのか。

忙しさにかまけて彼のsosに気が付いてやれなかった自分への怒り

怒り

怒り。

彼をいたぶった無邪気な悪意の数々と、悪気のない無関心。

このくらいなら大丈夫だろうと見くびり侮った彼の心の痛み。

 

ごめん。ごめんなさい。

 

躓き転び、痛みにうずくまり、立ち上がる力がわかずに苦しむ我が子に、差し出した手は払われてしまい

それがまた苦しく、悲しく、このままこうして一生座り込んでるつもりなの?と焦りもわいてしまうのだけれど、

 

この痛みも、恐怖も彼のもの。

彼がきっと自分でどうにかしないといけないもの。

私が息子かわいさに奪ってはいけないもの。

 

親としてしなければいけないあれこれはしよう。

治療が必要ならば病院へ、

彼が求めたときにはいつでも対応できるよう

関係各所への相談、繋がりを作ること、

環境を整えること、

その上で、彼と暮らしたこの10年を振り返ろう。

魚に歩き方を教えるようなことはしていなかっただろうか。

そもそも彼は魚なのかしら…

 

彼が失敗しないでいいように、よかれと思って接したあれこれは、彼に適していたのだろうか。

わからない。

わからないからこそ、今回それを省みるチャンスを得たのだろうか。

だってそうだ

よかれと思ったのは誰だった?

彼が傷つかないように、求められてもいないことを先回りして

その結果がここにつながっているのなら、同じことを今後も繰り返していいわけがない。

彼が失敗しないでいいように?

私が怖かったのは、彼が失敗することを許せなかった自分だ。

 

私と彼は別の人間だ。

彼は私ではない。

私ではない…

 

今はただ、痛みに震える彼の横で一緒に黙って座っていたい。

許されるなら手を握って。

 

毎夜泣いて泣いて、あらゆる手を尽くしても泣き止まず、

ぼんやりこの子を抱っこしながら、

精も根も尽き果てて、

朝が来るのをじっと待っていたあの頃と同じように。

 

いやもうほんと待つってしんどいんよ。しんどい。くそが。

私の仕事は事務職です

下の子が小学校にあがったのを機に、フルタイムの仕事に就きました。

 

ここでは私を「◯◯くんのママ」と呼ぶ人はいません。

「ぱおんぬさん、これおねがい」

「ぱおんぬさん、おつかれさま」

 

はい!そうです私ぱおんぬです!

 

失敗しても自分のために頭を下げればいい

頑張ったら誉めてもらえるのは私

しかもね、お金もらえるんですよ…お金もらって涼しいところで過ごせるのに、努力すると評価してもらえるって…えっすごいね!?

 

 

出産前に働いていたときはこのありがたみが全然わからなかったなぁ。

 

子どもたちは、どんどんいろんなことができるようになって

夫はどんどん仕事で活躍するようになって、みんなに置いていかれるような気がしていたから

 

例え薄給だろうが、入力間違えてコメツキバッタみたいに謝ろうが、夕方帰宅後戦場みたいになろうが、頑張るぞ!

 

私の名前はぱおんぬです

はじめまして。

 

最近ようやく子どもたちから手が離れてきたからか、不意に「自分て何者だったっけ?」と思うことが増えてきました。

 

この10年近く、時間も労力も善意も、持ちうる全てを突っ込んでワンオペ育児家事してきたからか、すっかりいろんなことを忘れてしまった…

 

何を食べるのが好きだったっけ?

何をするのが好きだったっけ?

何を目指してたんだっけ?

 

思い出したときにリハビリがてらいろいろ書いてみようと思います。

よろしくおねがいします。